育毛とお金

月々いくらお金をかければ髪は生えるのか

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通常「何をすれば髪が生えるのか」という観点から育毛は考えられがちですが、「いくら費用をかければ髪は生えるのか」という観点も大事です。

育毛の最適な費用はいくらぐらいなのでしょうか。

みんな育毛にどれくらいの費用をかけているのか

2014年のアンケートですが、リクルートライフスタイルが行った「毛髪に関する意識調査」に「毛髪対策の月額購入金額」の項目があります。

出典元:リクルートライフスタイル

実際に男性が育毛にかけている月額費用は3,400〜4,700円、かけてもいいと考える金額は4,700〜6,100円ということです。

月3,400円の育毛費用は適切か

月額3,400〜4,700円を実際にどんな育毛法に使っているのかということが大事になりますが、この金額ではおそらく育毛剤の購入に充てているのだと考えられます。

問題はこの金額が適正なものかどうかという点です。

客観的に考えて、育毛剤で最も効果があるのは「男性型脱毛症診療ガイドライン(2010 年版)」でいずれも最高の推奨度Aと評価されているプロペシア(フィナステリド)とリアップ(ミノキシジル)になります。

プロペシアの月額費用は診察料を含めておよそ1万円、リアップはミノキシジル5%配合のリアッププラスの1ヶ月分1本の価格が約7,600円になります。

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育毛法として育毛剤の使用を選択したのなら、効果から考えてプロペシアかリアップを選択すべきで、そうすると月の育毛費用は7,600〜10,000円になります。

つまり、大多数の人が育毛費用の適切な金額の半分しか実際にはかけていないということになるのです。

基準はプロペシア

「月額いくらが適切な育毛予算なのか」ということを考えると、プロペシアの月額費用1万円が基準になると私は思います。

現在のところ最も客観的・科学的に効果が検証されているのは、「男性型脱毛症診療ガイドライン(2010 年版)」で推奨度Aの評価を得てるプロペシアだからです。

同様に推奨度Aのリアップ(ミノキシジル)の月額費用は約7,600円ですから、それも含めると効果を期待できる月額育毛予算は7,600〜10,000円ということになります。

「男性型脱毛症診療ガイドライン(2010 年版)」で推奨度Bの自毛植毛も効果が医学的に裏付けされており、しかも月額費用に換算すると約6,000円と費用総額で見ると一番安く済みますが、費用は1活で100万以上かかります。

実際に月々にかける費用としては、やはり7,600〜10,000円が適切になるのではないでしょうか。

育毛の月額予算が7,600〜10,000円未満なら、もう少し費用をかけたほうが高い育毛効果を得られる可能性が高いでしょう。

月額予算が10,000円以上なら、はたして今実践している育毛法はプロペシア以上の効果があるのか、チェックする必要があります。

予算内で最適な育毛法を選ぶ

月々3,400〜4,700円の範囲でしか育毛費用をかけていない人は、単純に経済的にそれ以上かけられないか、プロペシアやリアップの副作用を心配して、副作用の低い育毛剤を選択しているかのどちらかでしょう。

経済的な余裕と副作用は、継続性という観点からは大事な要素になります。

どれほど効果のある育毛法でも毎月費用を捻出できないのであれば継続できませんし、副作用が出てしまってもその育毛法を継続することができません。

副作用のことを考えても、ある程度の育毛予算を確保することは重要です。

仮にプロペシアを服用していて副作用が出たために継続できなくなったとしても、プロペシアにかけていた費用の範囲で、他の育毛法を選択することが可能だからです。

例えば『育毛セラピー』の鈴木さんは、ハーブティーや黒豆を摂取することで、プロペシアの摂取頻度を1日1回から2日に1回に減らしても毛量を維持することに成功しています。

もともとプロペシアにかけていた費用の範囲で、さらに最適なものを選ぶことが可能になるのです。

私の育毛費用の月額

以下は私が現在実践している育毛法です(カッコ内は月額金額)。

費用合計は8,660円です。黒豆は食事メニューの変更と考えているので、黒豆の費用はカウントしていません。

月額費用が7,600〜10,000円の範囲で収まっているので、金額のみに関して言えば適正だと思います。

個人的にはプロペシアの費用と同じ1万円に届くまで、あと1,000〜2,000円ぐらいはかけてもいいかなと考えています。

私がプロペシアやリアップを使用していないのは、これらが副作用がともなう薬である以上、一生使用し続けることは難しいと考えるからです。

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