湯シャン

湯シャンにまつわる問題はホットタブで解決する

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2016年の11月から湯シャンを始めています。

実は過去にも挑戦していたのですがその時は数ヶ月で中止してしまいました。
湯シャンを継続するのは簡単ではありません。

現在、湯シャンを継続できているのはホットタブという入浴剤のおかげです。
湯シャンについてまわる問題はこのホットタブがほとんど解決してくれます。

湯シャンを継続するのは難しい

2016年の2月から湯シャンを一度試みていたのですが、6月には中断してしまいました。

直接の原因は、湯シャンを開始して3ヶ月ほどたった6月ごろに抜け毛が増加したことです。

抜け毛には毛根に白い角質のついたものが目立っていました。

そのころ偶然訪れた育毛サロンに抜け毛を相談すると、「毛穴の皮脂が除去できていないんじゃないか」と湯シャンの中止を勧められ、シャンプーを再開したのです。

 

そもそも育毛サロンに指摘されてあっさり湯シャンを中断したのには別の要因もありました。

湯シャン自体があまり気持ちよいものではなかったのです。

お湯を湯にあてるだけですからシャンプーをした時のようなさっぱり感がありません。

皮脂やフケはある程度お湯で流せていたのですが、まだ髪と頭皮に皮脂がのこって「もっさり」した感覚がありました。

また頭皮のニオイもシャンプーをしていた頃よりも少し残るようになっているとも感じていました。

 

もっともシャンプーをしてた時も決して爽快感やニオイで問題がなかったわけではありません。

刺激の弱いアミノ酸系のシャンプーを使っていたためだと思いますが、シャンプー後も爽快というにはどこかもの足りない、まだ皮脂が残っている感じがしていましたし、シャンプー後数時間するとニオイも戻ってきていました。

湯シャンにもう一度挑戦してみたいと考える一方で、シャンプーで皮脂を取り除くことは必要なのではないかとも考えているときにホットタブのことを知ったのです。

ホットタブとは

ホットタブは炭酸泉を家庭のお風呂で再現することを念頭に開発された、重層とクエン酸を錠剤化した入浴剤です。

湯船のお湯にホットタブの錠剤を溶かすことで、お湯が重炭酸湯に変わり、血行促進や疲労回復などの効用を発揮します。

また肌の保湿成分を保ったまま、垢や余分な皮脂、毛穴の老廃物を除去する作用もあるので、美肌にも効果があります。

開発・製造元のホットアルバム社では、ホットタブ重炭酸湯に入浴することで石けんで体を洗う必要もなくなり、さらに専用のシャワーヘッドを使って重炭酸湯のシャワーを浴びることでシャンプーもリンスも不要だと説明しています。

私が注目したのは毛穴の老廃物を除去する作用です。

ホットタブの成分は重層とクエン酸がほとんどで、どちらも人体に無害な成分として知られています。

シャンプーの界面活性剤とは違い、重炭酸湯によって毛穴の老廃物が除去されるなら、湯シャンを継続できるのではと考え、さっそくホットタブと専用シャワーヘッドを購入して試してみました。

余分なフケや皮脂を除去

届いたホットタブの老廃物除去の効果を調べるためにまず浴槽のお湯に溶かして入浴してみました。

ホットタブを使い始めるとそれまで取れていなかった角質や老廃物が取れるため、お湯が濁ってくると説明されています。

たしかにお湯にしばらくつかっていると濁ってくるのがわかります。ホットタブを溶かしたお湯は無色透明なのではっきりとわかります。

何よりお湯の肌触りが違い、通常よりも体が温まってくるので、ホットタブの効果が出ていることが確かに実感できました。

専用シャワーヘッドにホットタブを入れて重炭酸湯のシャワーをあててみると、確かにいつもよりもお湯に流れる汚れの量が多く、ここでも老廃物除去の効果を確認できます。

髪にコシが出る

ホットタブの効能が一番実感できるのが髪にコシが出ることです。

ホットタブを使用した初日、入浴後にドライヤーで髪を乾かしているといつもより髪にハリとコシが出ていることに気づきました。

今までに感じたことがないくらいのハリとコシです。

これほど早く効果を実感できることに正直驚きました。

使用開始から2ヶ月以上たった現在でも、ホットタブのシャワーを浴びなかった翌日は、浴びた日の翌日に比べて、髪にコシがなくボリュームが出ません。

頭皮のニオイが抑えられる

ホットタブの効果で一番うれしかったのが頭皮のニオイが抑えられたことです。

以前湯シャンを実践していた時は、周囲の人に頭皮のニオイを気にされるのではないかと心配でした。

臭うか臭わないかと言えば、臭っているのは確実でした。

それが周囲の人が気になる程度だったかどうかは自分ではわからなかったのです。

 

ホットタブを使用すると頭皮のニオイがしなくなったのが実感できました。

正直なところ、シャンプーをしていた頃よりも臭わなくなったように思います。

シャンプーをすると、その直後はニオイが抑えられますが、翌日の夕方には確実に臭ってきていました。シャンプーによって過剰に除去された分、皮脂がさらに多く分泌され、それが酸化してニオイの原因になっていたのだと思います。

ホットタブでニオイが抑えられるのは、老廃物を除去する作用でニオイの原因である過酸化皮質が取り除かれるのに加え、過剰に皮脂を取り除かないので皮脂が大量に再分泌されないからであると考えられます。

シャワー後の爽快感

ホットタブで湯シャンしたあとは爽快な気分になります。

ともかく湯上がりが気持ちいいのです。

これもシャンプーをしていた時には感じられなかったものです。

以前お湯で湯シャンしていた時もこの爽快感を感じることはできませんでした。

例えるなら、温泉や銭湯に入ったあとに感じる爽快感に近いものがあります。

ホットタブは炭酸泉を再現することを念頭に開発されていますので、それが見事に成功しているということでしょう。

この湯上がりの気持ちよさもホットタブを続けられる理由の1つです。

価格は少し高いシャンプーと同じ

「薬用ホットタブ重炭酸湯」の価格は30錠入りで税込2,700円です。

加えて専用のシャワーヘッド(税込7,128円)が必要です。

シャワーで1日1錠使うとすると1ヶ月のランニングコストは2,700円になります。

入浴剤として使用する場合には40Lのお湯に対して1錠が目安とされているので、一般的な家庭用の浴槽160Lに対しては4錠必要となります。

1日4錠必要となると1ヶ月で120錠必要になり、金額にすると2,700円×4=10,800円です。

入浴剤に月1万円かけるのは少し考えてしまいますが、シャワーのみを使用する場合には初月のみ7千円の初期費用がかかりますが、月々のランニングコストは2,700円で済みます。

2,700円という金額は少し高いシャンプーと同じ程度です。

ホットタブを試すことにリスクはない

月々2,700円という金額は決して安くはありませんが、費用対効果で考えるとホットタブはどんなシャンプーよりも優れていると私は考えます。

第一に汚れを取り除き、髪と頭皮を清潔に保つというシャンプーの働きをホットタブは十分果たします。

さらにホットタブにはシャンプーを使用する時に伴うリスクがほとんどありません。

シャンプーも洗剤ですから、人体に悪影響を与えます。シャンプーの界面活性剤は皮脂を取りすぎるだけでなく、タンパク変性や接触性皮膚炎などで頭皮自体にダメージを与える可能性があるのです。

そのためどんなに「成分が良質」と説明されているシャンプーも洗い残しがないように十分注ぐように言われています。

関連記事湯シャンが髪にいいのではなく、シャンプーが髪に悪いだけ

ホットタブの重炭酸湯は肌に残っても問題ありませんので、シャンプーのように洗い残しを心配する必要もないのです。

そして、ホットタブはどんなシャンプーよりも気持ちがいい。少なくとも私の経験上はそうです。

ホットタブを試すことにリスクはほとんどありません。

ホットタブの重炭酸湯は中性なので、肌の弱い赤ん坊も問題なく入れます。

シャンプーや育毛剤のようにかぶれを心配する必要もないのです。

ホットタブで効果を実感しながら湯シャンを継続

湯シャンによって肥大している頭皮の皮脂腺が通常のサイズに戻るのは4〜5ヶ月、育毛効果が出るのは3年ほどかかると言われています。

数ヶ月から数年効果が出ないのは湯シャンを継続していく上で大きな障害です。

しかし、髪にコシが出る、頭皮のニオイが抑えられる、洗い上がりの気持ちよさといったホットタブの効能は、使用したその日から実感できるものです。

ホットタブを使用することで問題を感じることなく、効果を実感しながら気持ちよく湯シャンを続けていくことができます。

湯シャンを一度挫折した方、湯シャンを始めたいけどなかなか踏み切れない方には、ぜひ一度試してみることをお勧めします。


 

薬用ホットタブ 重炭酸湯

ホットタブ専用シャワーヘッド

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