基本的に育毛剤を使用しない方針でしたが、この数カ月で薄毛が進行したので、ミノキシジル外用剤を使用することにしました。
どうせならと、相乗効果と保険も兼ねてヘアマックスとの併用を試してみることにします。
多少費用はかかりますが、効果はかなり期待できる思います。
目次
育毛の方針を若干修正します
数カ月の間、少し気を許してしまい、いくつかの育毛法を中断してしまいました。
おそらくそのせいで、この数カ月で薄毛はだいぶ進行しています。
気を緩めてしまったのは、薄毛に目立った改善が見られなかったこともあります。
1年9ヶ月、湯シャンを中心に育毛剤を使用しない方針でやってきましたが、少し方針を変えて、育毛剤を試してみようと思います。
育毛剤を使用しなかったのは、効果の高い育毛剤にはそれなり副作用のリスクがあるからですが、今回は少しリスクを取ってみようということです。
ミノキシジル外用剤とヘアマックス との併用
効果の高い育毛剤といえば、日本皮膚科学会の「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017年版」で推奨度Aに分類されているミノキシジル外用・フィナステリド内服・デュタステリドの3つになります。
内服薬のフィナステリドとデュタステリドは副作用のリスクが高いと考えたので、比較的副作用のリスクが低いミノキシジル外用剤を使用することにしました。
今回、育毛剤の使用を検討する中で「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017年版」では低出力レーザー照射も推奨度Bで推奨されていることを知りました。
低出力レーザーは医療機器なので、ミノキシジル外用剤と併用が可能です。
そこで、どうせためすならと思い、今回はミノキシジル外用剤と低出力レーザーを併用することにしました。
具体的な製品名はミノキシジル外用剤がアンファーのメディカルミノキ5、低出力レーザー育毛機はヘアマックスになります。
ヘアマックスの効果については下記の記事を参考にしてください。
関連記事【実は賛否両論】ヘアマックスの育毛効果についての医師の見解
ミノキシジル外用剤とヘアマックス を併用する理由は2つあげられます。
- 単体使用よりも高い効果を期待できるため
- ミノキシジルの副作用が出てもヘアマックス単体で継続できるため
ミノキシジル外用剤は数%の確率で、接触皮膚炎などの副作用が出る可能性があります。それらが出てしまうと使用は中止しないといけません。
一方、ヘアマックス の副作用も報告されていますが、皮膚の乾燥やかゆみ程度で、ミノキシジルに比べるとかなり軽症です。
副作用の確率を考えると、ヘアマックスの方がメインだとも言えます。
併用で効果が高まるデータはあるのか?
併用することで効果が高まるのか、という点ですが、ミノキシジル外用とヘアマックスとの併用に関するしっかりとしたデータは見つかりませんでした。
しかし、植毛手術後にヘアマックスを使用することで、回復期間を短くすることに成功している例があるようです。
仮に相乗効果は期待できなくでも、に分類されている、それぞれの高い効果(日本皮膚科学会のガイドラインで推奨度Aと推奨度B)が同時に出ることが期待できます。
両者の薬理作用が同じ場合には、併用によって効果が高まることは期待できない可能性があります。
しかし、ヘアマックスの作用はATP(アデノシン3リン酸)の産生による毛母細胞の活性化だと言われていますが、ミノキシジルのほうは実は作用機序がはっきりとはわかっていません。
そのため、現時点では両者の薬理作用が重複しているとは断言できません。
つまり、やってみなければわからないということです。
ミノキシジルの副作用対策
ミノキシジル外用剤の副作用が出る割合はプラセボを含めると8%程度だと考えられています。
プラセボとは?
プラセボとは治療効果のない薬のことです。
治療効果がない薬(プラセボ)を飲んでも心理的な作用で効果が出る場合があります。これをプラセボ効果と言います。
試験対象の薬を飲んだだけでは、表れた効果が薬本来のものなのか、プラセボ効果なのか判断できません。
そのため、薬の臨床試験では参加者には分からないようにプラセボを混ぜて、プラセボを飲んだグループと本物の薬を飲んだグループの結果を比較するようにしているのです。
8%という数字をどう捉えるかは人それぞれだと思いますが、私は割合高い数字だと思います。
つまり、ミノキシジル外用剤の副作用が出る可能性はそれなりにあるということで、副作用が出た場合のことも想定しておくのが賢明です。
仮にミノキシジル外用剤の副作用が出た場合は、ヘアマックスのみの使用に切り替えます。前述のようにヘアマックスの副作用はほとんど無視してもいいレベルなので、最悪の場合でもヘアマックス を継続できるわけです。
今回のミノキシジル外用剤の使用は、自分に副作用が出るかの確認の意味もあります。
ここで副作用がでなければ、ミノキシジル外用剤は自分の育毛の選択肢に入ることになりますが、副作用が出れば選択肢から外れることになります。
なぜリアップではなくアンファーのメディカルミノキ5なのか?
市販のミノキシジル外用剤といえば、大正製薬のリアップが有名ですが、私はアンファーのメディカルミノキ5を選択しました。
理由は下記の記事でも書いたように、メディカルミノキ5のほうが公式サイトで10%以上の割引で購入できるからです。
関連記事リアップよりも10%安い値段でミノキシジルを購入する方法とは?
ミノキシジル外用剤は継続して使用しなければいけないので、月々それなりの費用がかかります。少しでも安くなるなら、それに越したことはありません。
併用のコストはいくらぐらいなのか?
単体でも効果の高いミノキシジル外用とヘアマックスですから、それぞれの費用も元々高額です。
アンファーのメディカルミノキ5は、公式サイトでのセット購入で1本6,750円。
ヘアマックス は数種類モデルがあって、価格は38,400〜108,900円。
ですので、2つを併用するコストは年間にすると、約12万〜約19万円になります。
確かに費用は高いですが、試してみる価値はあると思います。
また、途中で費用の捻出が厳しくなってきた場合には、これもヘアマックスの単体使用に切り替えることもできます。
ヘアマックスは初期購入のコストだけで、ランニングコストがかかりません。
シナリオの想定
効果の出方についてはいくつかのケースが考えられます。
1)4ヶ月以内に効果が出る
ミノキシジル外用の効果が出るには最低4ヶ月は必要だと言われています。一方、ヘアマックス のほうは、早い人であれば2ヶ月で効果が出るそうです。
ですから、もし4ヶ月以内に効果が出た場合は、それはヘアマックスの効果である可能性が高いことになります。
仮にそうなったら、4ヶ月以降の様子をみながらメディカルミノキ5の使用中止も検討しようと考えています。
2)4ヶ月以降に効果が出る
この場合、どちらで効果が出ているのか、わかりませんので基本的には併用を継続していきます。
3)ミノキシジルの副作用が出る
メディカルミノキ5の使用を中止して、ヘアマックス単体を継続します。
4)1年経っても効果が出ない
もちろん、どちらも効果が出ない場合も想定されます。
その場合は、その時点で継続するのかどうかを判断します。
まとめ
「効果が出るかどうか」というのが一番気になりますが、「ミノキシジルの副作用が出るかどうか」というのも大きなポイントだと思っています。
副作用が出ることなく、継続することができれば、かなりの効果が期待できます。
結果については、毎月の記録記事で報告していく予定です。