湯シャン

湯シャンを始めるには金曜の夜から

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湯シャンをいきなり日常に取り入れるのは抵抗があります。

なのでまずは週末限定で試してみることをお勧めします。

まずは週末のみ

湯シャンを始めたいと思っていても、いきなりシャンプーをやめるのには抵抗を感じる人が多いでしょう。

なぜ抵抗を感じるのか、具体的に考えると以下のような心配があるからだろうと予想されます。

「臭ってくるんじゃないか」
「普段通りにスタイリングが決まらないんじゃないか」

これらの不安は自分のみで感じるものではなく、「自分がどう見られ、受けとられるのか」という他人の反応の問題です。

こうした不安を解消して湯シャンを実践するには、「他人に会わない期間」に限定して湯シャンを試してみるのが一番です。

「他人に会わない」というのは平日では難しいでしょうが、週末であれば調整次第で可能になります。

ゼロベースの髪を確認

普段からシャンプーやリンス、トリートメントを使い、さらにはムースやスプレーなどのスタイリング剤を使用していると、案外素の自分の髪がわからないものです。

週末のみ湯シャンを実践して、「何もつけない髪で人前に出ることが可能か」確認してみましょう。

シャンプーやトリートメント、スタイリング剤を使用していた場合、湯シャンを始めると今まで通りのスタイリングができない可能性がありますが、それも実際に確かめてみないとどの程度かわかりません。

髪型を変える必要があるのか、髪型を変えなくても大丈夫なのか。

それを判断するためにもまずは一度チャレンジして確認が必要です。

ホットタブで髪のボリュームアップ

もし髪のボリュームを多く見せるためにスタイリング剤を使用しているのなら、ホットタブでの湯シャンを検討してみてください。

ホットタブには湯シャンにまつわる様々な問題を解決する力がありますが、その一つに「髪の毛にコシが出る」という効果があります。

ホットタブで髪にコシが出れば、スタイリング剤を使わずに髪のボリュームを多く見せることが可能です。

ホットタブを使ったその日からその効果は実感できるので、週末限定の湯シャンでも確認可能です。

シャンプーしても皮脂の分泌量は同じ

「シャンプーをしない=不潔」というイメージからどうしても湯シャンに踏み切れないという人もいるかもしれません。

そんな人に伝えたいのは、頭皮はそんなに汚れていないということと皮脂は頭皮に必要なものであること、そしてシャンプーをしても湯シャンをしても皮脂の分泌量は変わらないということです。

シャンプーをやめることのデメリットはほとんどない

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特に男性向けの育毛シャンプーは「皮脂は悪者」と言わんばかりに皮脂を除去することを強調していますが、たとえシャンプーが皮脂を完全に除去してもそれは一時的なもので、すぐに皮脂は再分泌されてしまうのです。

だいたい皮脂はシャンプーしてから4時間後には元どおりに皮膚上に分泌されてしまいます。

ということはシャンプーはたった4時間皮脂を取り除くために行うことになります。また皮脂を取り除くことで、からだはそれを回復しようとして、より過剰に皮脂が分泌されることにもなります。

そんなことなら敢えてシャンプーで皮脂を取り除かない方がいいということになります。

週末湯シャンの手順

では、具体的に週末に湯シャンにチャレンジするにはどうすればいいのでしょうか。

以下で例として手順を考えてみました。

土日が休みと想定して、金曜と土曜の夜に湯シャンを実践するという計画です。

<準備編>

金曜の夜までに必要な物を準備します。

1 獣毛ブラシを購入する

湯シャンを実践する上ではブラッシングは重要になります。

ブラッシングに最適なのは獣毛ブラシなので、ドラッグストアなどで購入しましょう。

2 ホットタブと専用シャワーヘッドを購入する

ホットタブは「髪にコシを出す」以外にもいろいろな問題を解決します。

湯シャンを続けやすくなるので、購入することをお勧めします。

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<実践編>

準備が整ったら、休みの前日、金曜日の夜から湯シャンを実践してみます。

お湯のみで落ちないほどスタリング剤を使用している場合は、金曜の夜にはシャンプーでスタイング剤をしっかり落とし、翌日はスタイリング剤をつけないで湯シャンは土曜の夜からスタートします。

3 入浴前に獣毛ブラシで100回を目安に髪をすく

湯シャンの前にブラッシングでホコリなどの汚れを取り除きます。

シャンプーよりもブラッシングが大事

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4 発汗を促し、血行を良くするために湯船で温まる(15分以上が目安)

湯シャンとは直接関係ありませんが、頭皮も含めた全身の血行が良くなります。

5 5〜10分お湯のシャワーを髪と頭皮にあてる

ホットタブを購入している場合は、ホットタブを使用してみてください。

お湯の温度があまり高いと皮脂が取り除かれすぎてしまいます。36〜40℃の間で調節してください。

6 入浴後、ドライヤーか自然乾燥で髪を乾かす

ドライヤーも結構ですが、自然乾燥でも髪は十分乾きます。

タオルで髪と頭皮の水分をとった後、そのままにしておきます。

<スタイリング編>

翌日、湯シャンのみの髪で人前に出られるのかチェックします。

7 翌朝、獣毛ブラシで100回髪をすく

頭皮の皮脂が髪に行き渡り、整髪力と髪のツヤが生まれます。

8 スタイリングを確認する

スタイリング剤を使わず、ブラッシングのみで人前に出られるか確認します。

9 1日過ごして問題ないか確認する

多少問題があっても検証の意味で外出してみるのもいいでしょう。

髪型が決まらないのであれば、思い切って美容室で髪型を変えてみるのもありです。

土曜日の夜も、金曜と同じように湯シャンに挑戦します。

その結果、問題なさそうならそのまま湯シャンを続行すればいいのです。

何か問題があっても、週末中にそれに対応することが可能です。

ダメなら中止すればいい

試してみた結果、スタイリングが決まらなくて人前に出れないと判断した場合は、日曜の夜からシャンプーを再開すればいいだけです。

1度目はシャンプーを再開したとしても、3日に1回はシャンプーをしない、長期の休暇にチャレンジするなど、機会をみてチャレンジすることが可能です。

湯シャンをすんなりと始められる人ばかりではありません。

私も過去にチャレンジを失敗しています。

まずはトライしてみることが大事です。

時間をかけて育毛法を探る

湯シャンに挑戦して検討した結果、やはりシャンプーすることを選ぶのなら、それはそれでいいでしょう。

その場合でも、湯シャンに挑戦したことは無駄にはなりません。

よりよいヘアケアを追求した前向きな行動だからです。

湯シャンに少しでも興味があるのなら、是非週末湯シャンを試してみてください。

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